主役は水草

アクアリウム初心者が水草水槽にチャレンジするブログです。

コケを出さない熱帯魚のエサの回数と量

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皆さんは熱帯魚のエサやり、どれくらいの頻度でやっていますか?

 1日に1回、2回位でしょうか。『いやいや私は1日に3回だ』という方もいると思います。

 
可愛い孫のために『ほら、もっとお食べ!ご飯のお代わりは?なぁーにー、もういらないの?若いんだからもっと食べないと!』とご飯をたくさん作ってくれるお婆ちゃんのように、魚にもたくさんエサをあげたくなりますよね。魚も嬉しそうに食べてくれるしね。
 

 

エサやりは多くても1日1回、魚が食べられる量だけ

私は、1日に1回か、2日に1回しかエサやりをしていません。概ね、3日に2回です。
 
これくらいの量でも魚は元気で、やせ細った感じもありません。立ち上げ当初から飼っているレッドファントムルブラ3匹も1年と数か月たった今でも元気にしています。

 

 
1回に与える量は、魚が「1分位で食べきるくらいの量」です。それ以上だと水流に流されて食べられないまま水槽に残ってしまう恐れがあります。
 
「1分位で食べきるくらいの量ってどれくらいだよ!何gだよ!」って思いますよね。よくあるんですよ。料理のレシピに「少々」とか「適量」とか書いてあるやつ。あれ何ですか?「少々」って?「適量」って何g?料理をしているとき、決められた量をしっかり図って作りたい私にとってこの適当な表現はとてもやめてほしいと思っていました。
 
なので図ってみました。
 

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これくらいです!(はかりが1g単位だったのでg数はわかりませんでした。)
 
だいたい、水面にエサを落とした時に5cmの円ができるくらいです。1分位で食べきれるくらいの量です。少々でいいんです。魚の数に合わせて適量でいいんです。
 
※私の水槽は、60cm水槽に20~25匹の小型の熱帯魚がいます。
 

魚は1日、2日エサがなくても大丈夫

私の経験からすると、小型の熱帯魚は1日、2日エサをあげなくても大丈夫です。
 
魚はエサがない場合、水草や水草についているコケを食べるので、魚の調子が悪くなったり、やせ細ったりすることはありません。
 
『旅行で2日間、家を空けないといけないのだけど、私の可愛いお魚ちゃん大丈夫かしら。』と悩んでいる方、そのくらいなら出発前にエサをあげていれば大丈夫です。ネオンテトラとかの小型の熱帯魚ならね。大型の熱帯魚は飼育したことがないのでわかりません。
 

エサの食べ残しがあるとコケが出る

エサを与えすぎて魚がエサを残したり、水流に押されて魚が食べられなかったエサが水槽内に残ると、水質の悪化やコケの発生につながります。栄養満点の魚の餌は、コケにとっても大好物なのです。
 
魚の数に合わせて、水槽内に残らないくらいのエサの量をあげましょう。
 
水槽内にエサを誤って大量に入れてしまった場合は、水質悪化を防ぐために、換水をするなどしたほうがいいと思います。 
 
夏の暖かい場所に食べ残したカレーを置いておいたらカビが生えますよね。コケもそれと同じ。多分。
 

なるべくコケが出にくいエサを選ぶ

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 魚が食べられる量を与えるというのも大切ですが、最近ではエサ自体が水の汚れを抑えるように工夫されたものが販売されています。
 
私は、ADAから発売されているAP-1オリジナルフィッシュフードをよく使っています。AP-1は小魚に適した小さい粒のエサです。
他のメーカーからも水の汚れを抑えるエサが販売されていますので参考にしてみてください。
 

 

長期の外出にはフードタイマー

フードタイマーとは、決まった時間に自動的にえさを与えてくれる機械です。流石に1週間とか家を空ける場合は、フードタイマーの利用をオススメします。フードタイマーは便利なのですが、エサの量を調整するのが難しいです。できる限り自分で餌をあげる方が無駄なエサが残らないのでいいと思います。
 

 

最後に

本当のことを言いますと、私も毎日魚ちゃんにエサをあげたいのですが、仕事柄、毎日家にいないため、魚にエサをあげられないのです。
 
でも3日に2回エサをあげるというルーティンが良かったのか、我が家の水槽にコケはほとんど見られません。結果オーライです。
 
ということで、エサはなるべく少なくすることが、コケの発生を抑えることに繋がるので、コケに悩まされている方がいたら、もう一度エサの量を見直してみてはいかがでしょうか。